トヨタアクア(NHP10)用リフトアップキット、発売開始。
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/suspension/project-liftup-1
定価¥39,800(税別)。
実は11月に発売開始したのですが、一番最初に購入してくださったお客さまから不具合のご連絡。
本当に申し訳ございませんでした。
m(_ _)m
こちらが当初販売していたキット。
リアのスペーサーの設定ミスで、アップ量が半分弱になってしまっておりました。
改めておわびするとともに、初期段階でご指摘いただき本当に感謝です。
フロントは14~40mmのアップ。
リアは6~38mmのアップ。
前後スペーサー調整式です。
車両の固体差、グレード、ガソリン量、積載物によって多少異なる可能性があります。
調整式であるため、微調整が可能。
クロスオーバーグラムというグレードがあります。
この存在がアクアをリフトアップするきっかけ。
トヨタは最近、露骨とも言えるほどにクロスオーバーシリーズを展開しています。
次期クラウンまでもがSUVになるといわれるほど。
この数年、週末のお出かけといえば、郊外、レジャー、車中泊、アウトドアというイメージ。
自動車メーカーは徹底的なマーケティングをしますから、しばらくこの流れは続くということなのでしょう。
ドレスアップでも人気の高いアクア。
リフトアップも似合うクルマ。
よろしくお願いいたします。
ここから先は独り言で、商品とは直接関係ございません。
自分の頭の中の整理をする備忘録です。
読み飛ばしていただいて大丈夫。
当社は7~8年ほど前からリフトアップキットの開発に取り組んできました。
というのも、その頃すでに日本で価値感の転換、パラダイムシフトが起きていると認識したからです。
2008年のリーマンショックに続き、2011年に起きた東日本大震災がその要因だと思っています。
戦後、貧しい状況から脱するために全国民が大都会、そして東京を目指してきました。
高度経済成長期からバブルを経て最近まで、日本人にとってのゴール。
有名企業、有名大学。そこにたどり着けなくとも、近づきたいと願ってきた場所。
自動車も、大都会を疾走するに相応しいものを無意識に欲したのではないかと思います。
そのためのローダウン、大径ホイル。
そんな意識を大きく変えたのは東日本大震災。
3UP岡崎さんのブログで画像を物色していたら、最新記事が地震のことでタイムリー。
この時、ワタシはすでに3upさんの担当で、その時の状況をリアルタイムで目撃していました。
震災が落ち着いてしばらくし、三上さんから提案。
「車高上げるキットどうですか?最近、分厚いタイヤ履かせた運搬車のエブリ、若い子に声かけられるんです」
震災以降も全国でさまざまな災害が頻発。
道路状況が悪くても走れるクルマが欲しい。避難の際に安心できる場所が欲しい。
そんな需要を感じ始めました。
ブランドの洋服よりも快適で気を使わないカジュアルルック。
高級ホテルではなく、いつでもどこでも好きなところで、ペットたちとも寝泊りできる車中泊。
癒しを求めるのは都会の雑踏渦でのショッピングではなく、人里離れた空間たっぷりの森。
ローダウンよりもリフトアップ。
もちろん、全てではありません。
モータースポーツは不変。
趣味としてのローダウン、チューニングも世界的な人気は不動。
ただ、幅広い層にとってのクルマのあり方は大きく変化したと感じています。
電通という巨大企業の自社ビル売却ニュースには衝撃を受けました。
2020/2021年を転換期とし、日本全体が大きく変わる予感。
他人と比較して感じる相対的幸福感ではなく、絶対的幸福感にシフトすると予測しています。
自分の幸せは自分が決める時代の幕開け。
そんな時代において、今こそ観ておくべきドラマがコレ。
イーカスタムさんに薦められたのですが、アニメ好き、ファンタジー戦闘好きのワタシは少し抵抗が…
でも見始めたら全話一気に観てしまったほど面白い!
人はなぜ大都会に引き寄せられ、逃れられないのか。
魔都ともいえるその魅力の秘密。
とカッコつけていますが、本当は水川あさみさんの美しさにヤラレました。
愛する2次元キャラたちに勝てるオンナなんて居ないと思っていたのに…
恐るべし。